苗床

菌床じゃないよ

27歳の振り返りと28歳の目標

27歳の振り返り

 27歳になった日の日記を読み返したら、小野不由美『十二国記』シリーズの未読の巻と新刊を読む所から始まっていました。阿選は憎めなくて結構好きです。あと、ちょうど去年の今頃WAIS-Ⅲ(知能検査)の結果に浮足立っていて、思い出して今またはしゃいでいます。車でいうなら性能のいい高級車なので、メンテナンスに手間をかける必要があるそうです。つまりとにかく脳を休めろと。「病気さえ治せば『普通』に生きられるようになる」と信じて頑張ってきたのに、そもそもの生きづらさの原因は脳にあるらしいと分かってショックで泣いたりもしましたが。それから、ハロウィンにパンプキンパイを作っていて、我ながらおいしそうでまた食べたいです。「来年はさつまいもを植えたい」と去年の秋にも書いていて今年も叶わなかったので、次こそは。

 料理と漫画描きを頑張った一年でした。平日の晩ごはん係として、家族に栄養バランスのいいおいしいものを食べさせようと奮闘してきました。描き溜めた漫画を印刷会社で製本して、お世話になった人に押し付けてみました。それと何より、心理学を志してすぐ行動に移したのはなかなかよかった。思い立ったら割と即行動な所がどうやら自分にはあるようだなと、最近になって思います。バイトもやってみようと思ったらすぐ始めるし。自分を精神的物理的にも甘やかすことができるようになってきました。自分には分不相応だと思って憧れていたばかりの物に手を出したり(hinceのリップ、soarサポーター、une nana coolのインナーなど)。「『普通』にならないといけない」「このままの自分ではいけない」と自分に呪いをかけてがんじがらめになっていたのが、「別に世の中の標準みたいなものを目指さなくてもいい」「このままの自分でいい」と少しずつ思えるようになってきて、随分気が楽になりました。

 自分の内にばかり向いていた関心やエネルギーが、いい感じに外に出てきた気がします。当時は自分のことだけで精一杯だったのですが、他人や社会に関わってみたいという欲求が湧いてくるまでになりました。家族に健やかでいて欲しいからおいしくて野菜たっぷりの献立を考えるとか、生きづらさを感じる人に少しでも肩の荷を下ろしてほっと息をつける瞬間を得る手伝いをしたいとか、社会がよりよくなるようにオンラインの署名活動やデモに参加してみるとか。自分をいたわって気力が充填されると、自分以外の存在にも適切な関わり方ができるようになってくるみたいです。

 それから、夏に水害で家が床上2m30cm水没しましたが、今までになくレジリエンスが養われていたおかげかどうやら乗り越えられそうというか、上手くやっていけています。失ったものは私もそれなりにありますが(祖母の家、グランドピアノ、一万枚のクラシックのCD、大事なぬいぐるみ等)、「悲しいね」「よく頑張ってるね」と内心で自分に声かけをしてきたので、傷もかさぶた程度に治ってきました。その下で新しい皮膚が育ってきています。

 こう書き出してみると、すごく充実した27歳の一年でした。濃厚な喜怒哀楽のイベントがいくつもあって、前に向かって進んでいる手応えもあります。味をしめたので、28歳はさらに濃い年にしたいなと思います。

 

28歳の目標

 とにかく、学ぶ一年にしたいです。通信制大学に合格していよいよテキストも届くので、性能のいいらしい脳をフルに働かせて、その分しっかりメンテナンスもして、学ぶ楽しみを存分に味わいたいです。あと、心身の声に耳を傾けることを忘れず、「嫌なものは嫌と言っていい」「でも、言えなくても自分を責める必要はない」というスタンスでやっていきます。

 

やりたいこと等リスト

・心理学と植物(職場が園芸店なので)をがっつり学ぶ

・人のためというより、自分のためにまた漫画を描く

・さつまいもを植えて、祖母と芋掘りをする

・心身のメンテナンスを心掛ける

・直感というものを意識してみる

・文字をたくさん書く

・自虐や卑下、他者との比較をしない。自分を大事にする